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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第12号(2009年12月)

感謝する心

あっと言う間の5年。
何かと言うと車を購入してから経過した年数です。先日2回目の車検に出し、数日間代車を借りて乗っていました。ラジオしか聴けず、久しぶりにFM放送に耳を傾けていました。
その日も、夜の高速で車を走らせながらFMに周波数を合わせていました。視聴者が番組に電話をかけ、DJとやり取りする・・・。昔、若かった頃によく聞いた、そんなスタイルの番組に懐かしさを感じつつ、番組に吸い寄せられていきました。

電話をかけてきたのは、高校3年生の女の子。
「さぁ、今日はどんなことがあったのかな」と軽快に語りかけるDJ。その女の子の学校は明日から期末試験との事。そして、そのまま冬休みへ。
休みが明けると、みんなそれぞれの志望校への入試が待ち構えています。そして、卒業式へ。今日がみんなと迎える最後の通常授業だったとの事でした。

「誰に何を伝えたいの?」とDJに問いかけられた彼女が話し出しました。「クラスのみんなに有難うと伝えたいのです」と。充実した1年間と、自分をこんなに成長させてくれたクラスメートのみんなに感謝の気持ちでいっぱいだと。

数分のコーナーの中で、彼女が【ありがとう】と【感謝】という言葉を何度口にしたことでしょうか。何気なく聴いていたのに、いつの間にか聞き入って、気が付けばとてもすがすがしい気持ちになっていました。この子は、これから社会にでて大人の仲間入りをすることでしょう。そして、きっと人の気持ちの分かる素敵な人間に成長していくように思いました。

「自分はこんなに頑張っているのに、周りが認めてくれない」
「自分ひとりが忙しい思いをしている」
一人ひとりの負荷が大きくなるにつれ、どの企業でも少なからずこういう発言をする人がいることでしょう。

でも、
「この人のお陰で頑張れた」
「みんなの協力があったからこそ・・・」
こんな発言が社内で飛び交えば、きっと業績にも変化が出てくるのではないでしょうか。
それこそ、「この人のためなら頑張れる」
こんな言葉を耳にしたなら、感謝感激で、私ならその人のために120%全力で尽くしてしまいます(笑)

さて、今日は賞与支給日。
みんなはどう受け取ってくれたかな。現金支給ではなく振込みなのでなかなか感じ取ることが出来ません。

そんな中、メールで感謝の気持ちを伝えてくれる社員。(普段世話になっている両親に焼肉をご馳走するとのこと)
また、照れくさそうに感謝の気持ちを書いたメモ用紙を差し出してくる社員。
そしてまた、「有難うございます。大切に使わせていただきます」そう言って、いつもより早く帰途につく社員もいました。
そんな社員に囲まれて、そんな社員が居るから頑張れる・・・幸せな気持ちになれる・・・と心から思うのでした。

さぁ、今年もあとわずか。
いろいろありましたが、いい一年だったと言えるようにしたいですね。

頑張るぞ~

by Hiroshi Nakamura

 

第11号(2009年10月)

変化に対応する力

日曜日の朝、テレビの速報がテロップで流れました。
「中川元財務相急死」を知らせる内容でした。
「えっ、まさか・・・」驚きとともにどうしてという気持ちでいっぱいでした。

中川さんは、私個人的には自民党の議員の中では好きな一人でした。長老ばかりの自民党の中では、8期連続当選を続けていてもまだ若く(56才)、頭も良いし、そして男前。
しかし、例の泥酔状態で「オバマ政権の・・」のインタビューが放映された時には、さすがに驚きとともに落胆してしまいました。

今回の選挙で落選し、こんな国政を司る位置に常にいた人でさえ、落選してしまえば肩書きは【無職】。
ついこの前まで、私的な時間などまったく無いし、常にSPに護衛される立場から、近所の人のインタビューでの「よく近くのコンビニで中川さんを見かけた」という言葉がすべてを物語るようでした。ストレスを発散しようにも、好きなお酒は人前では飲めないし、さぞかし辛かったことだと思います。

ベッドにうつぶせの状態で見つかり、すぐそばには最近眠ることができず処方された睡眠薬が見つかったという記事を見て、お父さん(国会議員)も57才で自殺されたこととだぶり、ご家族の無念を想像するとたまらない気持ちになりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

「自民党は約50年以上にわたり政権を担ってきたなかで、国民とのギャップを感じつつもどこかにおごりがあったのでは」というコメンテーターがいました。
これは民間企業もまったく同じことが言えると思います。

企業の平均寿命が30年といわれる中、市場環境の変化を常に捉え、対応する能力が無いと事業を継続することは不可能です。

しかも、企業においては・・・ワールドカップ日本代表やWBC侍ジャパンのように、理想とする作戦(戦略)の中で、選手(人材)を自由自在に召集するような「人を臨機応変に選んでしまう」という方法をとるわけにはいかないのです。つまり日本代表が作戦ありき(人選は自由)とするなら、ほとんどの企業はメンバーありきで作戦を立てねばなりません。
だからこそ、自社の社員・組織の強みを把握し、その強みが最大限に機能する戦略を立て、社員と統合し実行する必要があるように思うのです。

もしも、市場環境の変化への対応力が低下しているとしたなら、作戦(戦略)とメンバー(組織)のミスマッチが考えられますし、大きな流れを継続していくためには、全体のバランスを見据えた新しい発想も必要になってくるのかもしれません。

あらためて・・・今回の訃報から思い起こされた政権交代劇への私自身の想いも、会社・企業としてのスタンスを考えさせられる大きなきっかけとなりました。自民党のように華々しく誕生し続投し続けることができた政権であっても、いつまでも同じ発想ではバランスまで欠いてしまい降板へと追い込まれてしまう・・・。
このようなことがやはり常となっている歴史を改めて企業としての視野においても他山の石とし、私自身もまずは、自社の強み・弱みをしっかりと把握し、組織・社員の持つ特徴や強みを振り返ることから始めてみたいと思うのでした。


  • 管理職(営業)研修

  • J:COMに取材されたとき

  • 朝礼風景

  • 会社説明会

by Hiroshi Nakamura

 

第10号(2009年09月)

「若い力」に思うこと

気が付けば9月。

今年の夏は雨が多く、短い夏が終わればすぐそこに秋がやってきそうですね。8月は私の誕生月で、とうとう50の大台に乗ってしまいました。年々年をとるのが早く感じられ、ほんとに焦ってしまいます。

さて、今年もあと4ヶ月足らず。今、2010年度の新卒採用の面接を行っているところです。350名ものエントリーを頂き、今週から最終面接に入りました。

私は、できるだけ多くの学生と対話をしたかったので説明会から参加していたのですがm、みんな真剣な面持ちで私の話に耳を傾けてくれているのが伝わってくるのです。

この不況のせいもあり、説明会に参加した社数も平均40社。一番多い学生は108社目とのこと。とても優秀な学生が多く、最終面接では何度か顔を合わしているせいもあり、情が入り辛くなります。ほんとにみんなすばらしい学生ばかりなのです。

しかし、可能性を秘めた若い力っていいですね。彼らに共通していることは、

・モチベーションが高い(明るく元気がある)
・理解力がある(質問に的確に答える)
・会話が自然と続く(一つの事柄で)

彼らの熱意が伝わってきて、こちらも一生懸命に対応しましたが、とても心地よい疲労感でした。
この厳しい市場環境の中、一生懸命取り組んだ分、彼らはそれぞれの会社で優秀な戦力となって活躍されることと確信しています。(できることなら全員採用したい気持ちでいっぱいです)

企業も目先だけを捉えると、採用という投資はとても重たいことに違いありません。しかし、今回の採用活動で、学生たちと面談し感じたことは、「この優秀な人材を確保することこそが将来を見据えたときに必ずや大きな差となって現れる」ということです。だからこそ、最初から最後まできっちりと関わりながら、たくさんの若い力を見極めていきたいと、心から思っていますし、同時に、社内での「若い力が育っていくその過程」(つまり現社員)や「その後さらに熟していく力」もトップとしてさらに実感していきたいとも思います。

そして、全ての社員が今回の新卒採用と時代の流れを真横で見ていく中で、いろいろと何かを感じ、新たな視点で何かを実践していってもらうことにも期待していたいと思います。何カ月か後に、新しい仲間として、ともに同じ方向性と多彩な個性で、またひとつ会社がレベルアップしていけるようにと。

by Hiroshi Nakamura

 

第9号(2009年07月)

七夕祭りに寄せて

明日は七夕です。

七夕というと子供の頃、いつか叶う日を夢見て短冊に願いを書いて笹の葉につるしたものです。しかし、自分の心の中の欲望が家族に丸見えだったんですけどね。今思えば、自分の書いた短冊を見て、両親はきっと笑っていたと思います。「テストが悪くてもお母さんが怒りませんように」・・・これ書きました。(笑)

そういえば織姫と彦星の話ってロマンチックな話でしたよね。
ただ、実際にはこの七夕はお盆行事の一環で、精霊棚を設置して先祖の霊を迎えたのが7日の夕方であることから「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったとのことです。

さて、当社では明日・明後日(7・8日)と池田市文化会館にてフェアを開催いたします。(毎年、この七夕の時期に実施しております。)
数多くのお客様にご来場頂くフェアが、年に一度の織姫と彦星の七夕のようで、暑い中、会場に足を運んで頂けるお客様に、毎年感謝の気持ちでいっぱいになります。

お客様も会場受付のところまでは固い表情をされていますが、当社の担当営業がご挨拶に駆け寄ると、とてもステキな笑顔に変わってくださいます。この自然と湧き出るお客様の笑顔は、私をとても幸せな気持ちさせてくれるのです。同時に・・・それは喜びとともに責任感でもいっぱいになる瞬間でもあるのです。

先日、お客様向けにアンケートを実施した中に、このようなコメントを頂きました。
「市場環境は厳しい時だけれども、こんなときだからこそ当社に役立つ情報・ヒントを提供して欲しい」と。

今、まさに経営者の方々にとっては、いかに競合他社に競り勝つか、また新たな取組みに何が必要か、そして社内改革に対しても真剣に考えられている時だと思います。
私たちがそのお手伝いをさせて頂けることは、やはり喜びでもあり、「笑顔」への責任でもあるのです。

まずは、実際にお客様の業務や経営の課題を聞かせていただき、ご提案させて頂くことで、課題解決のヒントをつかんで頂くことが何よりの目標です。フェアにご来場いただき、「とてもためになったよ」とおっしゃっていただけるよう、社員一同全力を尽くしたいと思います。どうぞご来場お待ち申し上げております。
(皆が願いを叶えられる七夕となりますように。)


※昨年のフェアの様子です

 

第8号(2009年06月)

「人材」を育てる重要性

先日、「プライバシーマーク」「ISO14001」の更新審査がほぼ同時期にあり、無事に更新審査の承認を終えることが出来ました。

審査員の方とのやり取りでいつも思うことは、審査をパスするための更新手続きにはなっていないだろうかということ。現場でそれらの資料を取り扱う社員一人ひとりが、その意味を充分に理解して業務を行っているかということ。

我々よりはるかに大手企業において、情報の流出やコンプライアンス違反が発生しているのは何が起因しているのでしょうか。最近の不祥事の多くは、「組織マネジメント」に問題があるように思います。会社と個人との雇用関係が崩壊し、より短期的な成果主義になり、「チームワーク」や「協調性」といったことが求められなくなってきました。

管理職も、組織を任される一方で個人の業績も求められるようになり、「人材育成」がとてもおろそかになってきたように感じます。高い成果を求められる一方、達成感を味わうことがなく、しいては会社への帰属意識も低下しているというのが、今の日本企業の多くに見られる姿ではないでしょうか。結局は個人の意識の低下が「組織力低下」を招いているのです。もともと足を引っ張ろうと思っている社員などはいるはずもなく、共通の目標・目的があるからこそ連帯感が生まれてくるのです。

では、この「組織力強化」はどうすれば出来るのでしょう。

わたしは、その組織のリーダーが徹底して現場に入り込み、メンバーとともに課題を共有し、ベクトルをあわせることで信頼関係が築かれ組織は活性化していくように思います。リーダーには、市場環境が大きく変化する中、その変化に常に的確に対応する能力が求められるのです。

当社は、製造メーカーではありません。まさに「人が命」といっても過言ではないでしょう。「今日の飯」が売上なら、「明日の飯」は「人材育成」といえるでしょう。人材マネジメントを怠れば、企業の明日はなくなるし、個人一人ひとりの組織に対する熱い思いがある限り、企業は成長し続けると信じています。

とてもパワーのいることですが、来年度の新卒募集をすることに決めました。学生諸君も、我々とともに手を取り合い歩んでいきましょう。

by Hiroshi Nakamura

 
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