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地球人として エコピープルとして

2007年09月05日 [スタッフ]

「eco検定」というものをご存知でしょうか。
これは、東京商工会議所が企画した新しい検定試験で、
正式名称は「環境社会検定試験」と言います。

環境を大切にしようという考えが世の中に広まってきている今の時代に、
その思いを社会の中で形にしていくための人をつくっていくことを目指しているのが
「eco検定」であると言えると思います。

ISO14001を取得後も、より具体的に環境への配慮が理解できているかを検証するためと、環境というものをもっと意識するためにも、ナカムラグループでは7月に行われた第二回の検定試験を受験しました。

先週末、その検定試験の結果が発表され、見事ナカムラグループ内にも合格者が生まれました。
今回の検定試験は全国での合格率が51.5%と2人に1人も落ちる状況の中、ナカムラグループでは合格率が80%と、高い結果を残すことができました。

エコ検定合格証







この「eco検定」の合格者は「エコピープル」と呼ばれ、日々の生活や仕事などに、その培った知識を活かすことで、エコ活動のリーダーとなるべきものです。

一受験者の感想としては、地球とは自分の生きる大切な住環境のことなのに、勉強してみて初めて知ったことが多く、衝撃を受けたことが多々ありました。

例えば、冷蔵庫やエアコンに使われているフロンが、オゾン層破壊の原因になっていることは広く知られています。
しかしフロンは空気より重く、上昇するスピードが大変遅いため、フロンがオゾン層まで達するには約15年かかるのです。
しかも、現在オゾン層に達して破壊しているフロンは全生産量の10%にしか及ばず、10%のフロンは現在も利用中だということです。
つまり、残り80%のフロンは、ゆっくりとこれから15年の間にオゾン層を破壊していくというのです・・・。

また、ナカムラグループも参画している「チームマイナス6%」の原点である京都議定書で定められた、"1990年に比べて温室効果ガス排出量を6%減らそう”という目標も、現状では厳しいものとなっています。
減らすどころか、増えてしまっているということが数値で出ているのです。


このような、身近な事柄にも関わらず、今回の受験勉強を通して地球環境の厳しい現実を知ることが少なくありませんでした。

合格証という肩書きを得て、なおさら感じることは、その厳しい現実を変えていくのは地球人一人一人の義務であり、その地球人とは間違いなく、自分なのだということです。


ナカムラ本社ビル内には、下のような掲示がされています。

6%活動
「チーム全員で実行6つのアクション」です。

これらを守って「みんなで止めよう温暖化」と言う意識と行動が、今まさに求められています。




このまま地球が終わってしまうことを悲観するのではなく、永遠に持続していく社会を支える活動を、ナカムラグループでは改めて率先していきます。