企業情報
HOME >> 企業情報 >> TOP MESSAGE
ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第45号(2012年10月)

「今」の判断。「今」の行動。

先日、日立・三菱・NECの半導体部門が統合して設立されたルネサスエレクトロニクスの早期退職募集が締め切られました。
5千数百人の募集に対し、初日で7千数百人の応募があり直ぐに締め切られたとありました。

結果として、想定以上の応募者に対する「割増退職金」の原資が足りなくなり、1年後の2013年9月に支払われることになったそうです。

しかし1年後にこの会社は、『果たして存続しているのだろうか』という言葉でコラムが締めくくられていました。

今から数年前に、シャープのブランド戦略について、わずか8年でなぜこれほどまでに消費者から支持される商品を出せるオンリーワン企業になれたのか、という内容で褒め称えた本を読んだ記憶があります。


それからわすが数年後の、ここ最近の記事はと言うと、週刊ダイヤモンドの「シャープ非常事態」というタイトルが表すとおりの報道が連日目に触れることとなりました。

企業には必ず成長・繁栄する時期がある一方で減速・衰退する時期があります。
業績不振企業を見て「うちの会社は特別」と感じた時点で、その会社はすでに衰退期に入りだしていると言うコラムがありました。
「特別」などという企業はこの世に存在しないのです。

絶対に安全な車。 絶対に儲かる話。 
絶対などあり得ないと理解していても、そうあって欲しいと思う願望から人は信じてしまうのでしょう。


組織も同じです。気のゆるみから軌道をそれだし、打つ手を遅らせるとちょっとやそっとでは修正できなくなってしまうのです。
修正には、的確な原因究明と気力・行動力が必要となり、そのタイミングや対処を逃がしたり、思ったように上手くいかなくなると、本来の力まで見失ってしまうような状況までつくり出してしまうのかもしれません。

大切なことは、分からなくなった時は「原点」に帰ってみること。
そして今を精いっぱい努力すること。
「いつか」はあり得ない。「今」最大の努力をすることです。
自分の価値が周りから認められる存在であり続けるには、「今」何をすべきかを明確にして行動することだと思います。

一人ひとりが常に使命を明確にして行動したならば、減速から再成長への可能性は必ずあるはずです。



by Hiroshi Nakamura