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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第43号(2012年08月)

ショックだったこと


今日は刺激というかショックという表現のほうが当てはまる一日でした。
自社の状況が業界の状況と捉えていた自分は、まさに井の中の蛙でありました。

それは、当社の仕入先の『ある営業部』の会議を見学させていただいた時のことでした。
第一部は部長による勉強会。
理解しているようで曖昧な、普段使用している会議での報告書に使用される言葉の意味。


先月の業績の振り返りとともに『問題点とその原因、及び課題』を記入する報告書に出てくる『問題点』と『課題』についてです。
約30ページの資料を、この二つのキーワードだけを取り上げ一時間も説明するのです。
理由は、部下が問題点を課題と捉え対策をうっているケースがあるから。
参加者全員に対して徹底的に統合するのです。

さて、本来の業績会議は第二部。
進行は部下が行います。
約10名のうち指名された数名が、自身の『業績』『実施したこと』『問題点』『課題』『次月対策』を発表します。
冒頭ショックという言葉を使ったのはここからのことです。
それを聞いていた残りのメンバーから、シビアな質問や指導が入るのです。
言われる立場は大変です。もし私なら爆発してしまうかもしれません。


この組織では、自身の立てた行動計画をやりきるという文化が徹底されているのです。
業績責任を果たすことは当然のことですが、業績を達成するために立てた行動計画が重要なのです。
「お前この場に居る価値はないんじゃないの」
こんな言葉も聞こえてきます。
しかしそれは一方で、業績を達成するための強い責任感でもあるように感じました。

・自身のやるべきことが明確である。
・立てた行動計画をやりきる。
(彼らにとってやらない=業績をやる気がない)
・一人ひとりの内容(PDCA)を全員で統合している。
・目標をやり切るために互いにフォローし合う文化。
・時間をかけない(スピード感がある)

焦りました。
恥ずかしくもなりました。
何も見えていませんでした。

その仕組みの一端を、彼らの会議と言う場を通して見た時に、私は自社の状況が業界の状況だと捉え、勘違いも甚だしい自分に許せない気持ちになりました。
当社の組織の現状は、自分の【鏡】なのかもしれません。


本当に社員の将来のことを考えているのなら、真剣に向き合う場を設けなければいけませんでした。

連日活躍しているオリンピックの日本選手。
周りの協力を得ながら目標に向かってたゆまぬ努力を続けてきた成果です。
勝利の涙、悔し涙。想像を絶する練習を積み重ねてきた彼らの流す涙はどんな涙でもとても美しく感動します。
組織もまったく同じですね。
目標を達成することはとても尊いもので、全ての原動力であるということを互いに認識し合うことが今とても大切な時のように思います。


by Hiroshi Nakamura