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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第40号(2012年05月)

一瞬の対応で理不尽気分100倍

国によって、やってはいけない『身振り手振り』が結構あるんですね。
ギリシャでは手のひらを相手に向けて5本の指を広げて(じゃんけんのパーの状態)見せる行為は厳禁だそうです。
地獄へ落ちろという意味だそうです。
さて、先日こんなことがありました。
海外旅行先のレストランで食事をしていた時のことです。
店内のウェイターだけでは人数が足りず、同行していた添乗員の女性数名も飲み物の注文を聞いてくれていました。

私は、ちょうどすぐそばを歩いてきた添乗員に手を上げて「すみません」と声を掛け飲み物を注文しようとしました。

そうすると、彼女は座っている私の顔から10センチぐらいの距離で手を開き(まさにギリシャの厳禁ポーズ)、視線はまったく合わすことなく私に言いました。
「お待ちください。あちらのテーブルのお客様が先ですから」と言い、さっさと通り過ぎて行きました。

私は忙しいのよ。あなたにかまっている暇はないわ。というオーラと拒絶の手ぶりにとても不快な気持ちになりました。

そこから私の食事の手は止まり、気付かぬうちに腕組みをしながら彼女の行動を追うことになっていました。
彼女の言う「あちらのテーブル」でオーダーを受けた後、この女性添乗員は配膳場所近くの壁際に立ちはじめました。
手を上げて声を掛けようとも思いましたが、なんだか悔しくて自分の組んだ腕がほどけません。

彼女は全体を見回しているようですが、どこを見ているのかまったく視線が合いません。
そのうちにもう一人の女性添乗員と談笑を始めました。

5分ほど待ったでしょうか。 男性店員が、8割ほど残っているステーキを見て「Finish?」と尋ねてきた時には【とっとと片付けろ~】状態です。

呼びました。呼びつけました。
「いつになったら来るつもりやったの?」
手のジェスチャーから始まり、彼女の5分間の行動を全部言いました。
まるでクレーマーです。
ますます自分が嫌な感じです。
しかし彼女は言い訳をし出しました。
「あちらのテーブルのお客様が・・・(省略)」

「もういいよ。楽しかった旅行が台無しやね」

ちょっとした心の余裕・笑顔・言葉・しぐさ。
そのことに気づいたなら彼女はとても素晴らしい添乗員になるのでしょうけれど。
言い訳をする言葉には自己弁護しか感じられず、これからも同じ【ミス】をすることでしょう。

以前にも書きましたが、私も添乗員のアルバイトの経験があります。
予定通りにいかないことが当たり前の世界。お叱りを受けることもしょっちゅうでした。
ほんとに大変な仕事だということは理解できます。

「ありがとう。楽しかったよ。」と言ってくださるお客様の言葉を頂きたくて続けられる仕事です。

さてさて彼女は気付いてくれるでしょうか。


by Hiroshi Nakamura