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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第20号(2010年09月)

ゴール(実現したいこと)への意識

学生時代に添乗員のアルバイトをしていたことがありました。
もし私が、今この仕事をしていなかったなら、旅行会社への就職にチャレンジしていたことでしょう。
今では資格が無いとできなくなったと聞きますが、このアルバイト、朝は大体5時起きで、寝るのは深夜という大変なオーバーワークであったことも思い出されます。
しかも、トラブルも常につきもので、冷や汗を何度流したことか分かりません。
それなのにその対価はというと日給4000円。時給換算すると200円ぐらいになってしまいます。

それでも続けることができたのは、ひとつのツアーが終わり、新大阪駅で解散する時に参加したお客さんから頂ける「ありがとう。いい思い出ができたよ」という言葉があったからだと思います。
そんな醍醐味を実感してしまうと、毎回経験を積むにつれ、さらにどうすればもっと喜んでいただけるかを考えたり、一度も行ったことの無い地域への添乗の際は事前に見所を調べるなど、さまざまな工夫を思い巡らしていたものです。
最低3日間お客様と寝食を共にするなかで、はじめは、その間中つまらない顔をされるのが嫌だったから・・・だったのですが、それがいつの頃からかお客様の笑顔を見たいという、(ある意味、自然で当たり前の)強い気持ちへと変わっていったのでした。
今から思えば、これらの経験は今の自分の考え方にとても影響したように思います。

辛くとも、したい仕事ならやりがいをもってチャレンジできるといえば、先日こんな記事が載っていました。
青年海外協力隊に入り、世界に出て貢献する若者がいますが、ここ数年、女性の増加が著しく、今年9月現在の派遣隊員は女性が男性の約1・4倍になったそうです。
いま、就職も難しく、したい仕事も見つからない時代。したくもない仕事をせざるを得ない時代とも言い換えることもできます。
この辛くとも生き生きと働く姿は、テレビでも数多く取り上げられ沢山の人々の刺激にもなったことでしょう。ほんとうに素晴らしいことだと思います。

さてそれでは、したい仕事にしか『やりがい』は無いのでしょうか。
目の前にある仕事の納期や目標に追われる毎日。
この競争原理の中で、モチベーションをあげることは至難の業なのかもしれませんね。
しかしそれは、『仕事』を【・・・しなければならない】ものという発想でスタートするからではないでしょうか。
「やらされ意識」ほど辛いものはありません。
『仕事』を【・・・したい】ものに発想転換できたなら、環境が同じであっても意識はまったく違ってくるように思います。
【・・・したい】すなわち【自分のなりたい姿(ゴール)】を明確に持つこと。
会社にビジョンがあるように、個人にも夢が必要です。
しかもその夢は、簡単に成し遂げられるものではなく、時間も労力もかかり壮大なものであってもかまわないのです。
そして、その夢の実現に向けて、小さな具体的な行動を起こすことで、今ある目の前の仕事でも全然違ったものに見えてくるのではないでしょうか。

【したいこと】をするというと、【したいことだけ】をすると捉えがちですが、決してそうではありません。
「今日は気分が乗らないから仕事をしない」ではないのです。
ここにはなんら責任という概念がありません。
【したいこと】をするということは、自己責任が発生するのです。
義務感ではなく、目の前にある仕事の延長線には、【・・・したい】すなわち【自分のなりたい姿(ゴール)】に繋がっている意識を持つことが大切なのかもしれません。

さて話は変わりますが、前号でお伝えした『感動ムービー』が完成いたしました。
お客様に感動を頂いた社員の活動が沢山集まりました。
先日、全社員で鑑賞し感想を書いてもらいました。
その中に、『当たり前のことを普通に行う』ことこそ顧客起点であり、その先にお客様との信頼の絆が構築され感動を頂くことができるという回答がありました。
お客様から頂ける『ありがとう』の一言。
我々にとってこれほどの『やりがい』に繋がるものはありません。

意図的なものではなく、自然とそのように体が動く。
私もそのとおりだと思います。
社員個々が損得ではなく、お客様にご満足していただくために自然発生的に行動する力というものは、会社にとってこれほど強いものはありません。

次回はそのムービーのご紹介をしたいと思います。
ぜひご覧ください。

by Hiroshi Nakamura