創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。
第16号(2010年05月)
カンボジアでの情景
世界遺産の誰もが知っているアンコールワットから昇る朝日を見てきました。
午前4時に起床。
5時過ぎにホテルを出た頃は、まだあたりは真っ暗でしたが、遺跡に到着した時には
少しずつ明るさが増し、数分ごとに刻々と景色が変化していくその様子に釘付けになっていた私でした。
4~5年前に購入したデジカメなので上手くお伝えできるかどうかは分かりませんが、
あまりの神秘的な美しさに、その場を離れることがもったいなくてなかなか出来ないほどでした。
雨季にもかかわらず好天に恵まれ何よりでしたが、皆さんも機会があれば是非ご覧になられることをお勧めいたします。
この歴史的建造物を見学するため、世界中から多くの観光客が訪れる一方で
非常に複雑な歴史と、政権を奪取するがための内戦が繰り返されてきた爪痕も見ることとなりました。
いつも犠牲になるのは罪のない人々。
戦闘が終わって数十年が経過していても、いまだカンボジアの国土には400万個もの地雷が埋められているとのことです。
危険地帯には看板が立てられているらしいのですが、多くの子供たちは字が読めないがため、地雷に触れてしまい、手足を吹き飛ばされてしまうのだそうです。
そして今なお当時大量虐殺を行ったポルポト派の人間が、現在のカンボジア政権のポストについていると言う状況には驚きました。
戦闘が終結してもガイドさんが「うっかりものを言うと私の命はありません」という言葉が今のカンボジアの状況を表していました。
地雷で片足を失った男の子
車から降りると、裸の子供たちが絵葉書などのみやげ物を売るために一斉に駆け寄ってきます。
私に向かって「お姉さんきれいね」と、誰かに教えられた日本語を意味もよく分からず一生懸命に使っている子供の目がとてもきれいなのが印象的でした。
7~8才の子供たちが、今日を生きるために言葉の通じない相手と必死になって商売をするハングリーな姿に、ある意味これからのこの国の勢いを感じました。
その子から絵葉書を買った時に、その子が見せてくれた満面の得意げな笑顔とその場を去っていく後姿に、私も自然と笑顔がこぼれ、「頑張れよ」と心の中でつぶやいていました。
(少し現実離れしているようで、それでいてとても現実的な何かを実感した旅でもありました。)
写真中央 (物売りの子供たち)
by Hiroshi Nakamura