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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第11号(2009年10月)

変化に対応する力

日曜日の朝、テレビの速報がテロップで流れました。
「中川元財務相急死」を知らせる内容でした。
「えっ、まさか・・・」驚きとともにどうしてという気持ちでいっぱいでした。

中川さんは、私個人的には自民党の議員の中では好きな一人でした。長老ばかりの自民党の中では、8期連続当選を続けていてもまだ若く(56才)、頭も良いし、そして男前。
しかし、例の泥酔状態で「オバマ政権の・・」のインタビューが放映された時には、さすがに驚きとともに落胆してしまいました。

今回の選挙で落選し、こんな国政を司る位置に常にいた人でさえ、落選してしまえば肩書きは【無職】。
ついこの前まで、私的な時間などまったく無いし、常にSPに護衛される立場から、近所の人のインタビューでの「よく近くのコンビニで中川さんを見かけた」という言葉がすべてを物語るようでした。ストレスを発散しようにも、好きなお酒は人前では飲めないし、さぞかし辛かったことだと思います。

ベッドにうつぶせの状態で見つかり、すぐそばには最近眠ることができず処方された睡眠薬が見つかったという記事を見て、お父さん(国会議員)も57才で自殺されたこととだぶり、ご家族の無念を想像するとたまらない気持ちになりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

「自民党は約50年以上にわたり政権を担ってきたなかで、国民とのギャップを感じつつもどこかにおごりがあったのでは」というコメンテーターがいました。
これは民間企業もまったく同じことが言えると思います。

企業の平均寿命が30年といわれる中、市場環境の変化を常に捉え、対応する能力が無いと事業を継続することは不可能です。

しかも、企業においては・・・ワールドカップ日本代表やWBC侍ジャパンのように、理想とする作戦(戦略)の中で、選手(人材)を自由自在に召集するような「人を臨機応変に選んでしまう」という方法をとるわけにはいかないのです。つまり日本代表が作戦ありき(人選は自由)とするなら、ほとんどの企業はメンバーありきで作戦を立てねばなりません。
だからこそ、自社の社員・組織の強みを把握し、その強みが最大限に機能する戦略を立て、社員と統合し実行する必要があるように思うのです。

もしも、市場環境の変化への対応力が低下しているとしたなら、作戦(戦略)とメンバー(組織)のミスマッチが考えられますし、大きな流れを継続していくためには、全体のバランスを見据えた新しい発想も必要になってくるのかもしれません。

あらためて・・・今回の訃報から思い起こされた政権交代劇への私自身の想いも、会社・企業としてのスタンスを考えさせられる大きなきっかけとなりました。自民党のように華々しく誕生し続投し続けることができた政権であっても、いつまでも同じ発想ではバランスまで欠いてしまい降板へと追い込まれてしまう・・・。
このようなことがやはり常となっている歴史を改めて企業としての視野においても他山の石とし、私自身もまずは、自社の強み・弱みをしっかりと把握し、組織・社員の持つ特徴や強みを振り返ることから始めてみたいと思うのでした。


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by Hiroshi Nakamura