創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。
第8号(2009年06月)
「人材」を育てる重要性
先日、「プライバシーマーク」「ISO14001」の更新審査がほぼ同時期にあり、無事に更新審査の承認を終えることが出来ました。
審査員の方とのやり取りでいつも思うことは、審査をパスするための更新手続きにはなっていないだろうかということ。現場でそれらの資料を取り扱う社員一人ひとりが、その意味を充分に理解して業務を行っているかということ。
我々よりはるかに大手企業において、情報の流出やコンプライアンス違反が発生しているのは何が起因しているのでしょうか。最近の不祥事の多くは、「組織マネジメント」に問題があるように思います。会社と個人との雇用関係が崩壊し、より短期的な成果主義になり、「チームワーク」や「協調性」といったことが求められなくなってきました。
管理職も、組織を任される一方で個人の業績も求められるようになり、「人材育成」がとてもおろそかになってきたように感じます。高い成果を求められる一方、達成感を味わうことがなく、しいては会社への帰属意識も低下しているというのが、今の日本企業の多くに見られる姿ではないでしょうか。結局は個人の意識の低下が「組織力低下」を招いているのです。もともと足を引っ張ろうと思っている社員などはいるはずもなく、共通の目標・目的があるからこそ連帯感が生まれてくるのです。
では、この「組織力強化」はどうすれば出来るのでしょう。
わたしは、その組織のリーダーが徹底して現場に入り込み、メンバーとともに課題を共有し、ベクトルをあわせることで信頼関係が築かれ組織は活性化していくように思います。リーダーには、市場環境が大きく変化する中、その変化に常に的確に対応する能力が求められるのです。
当社は、製造メーカーではありません。まさに「人が命」といっても過言ではないでしょう。「今日の飯」が売上なら、「明日の飯」は「人材育成」といえるでしょう。人材マネジメントを怠れば、企業の明日はなくなるし、個人一人ひとりの組織に対する熱い思いがある限り、企業は成長し続けると信じています。
とてもパワーのいることですが、来年度の新卒募集をすることに決めました。学生諸君も、我々とともに手を取り合い歩んでいきましょう。
by Hiroshi Nakamura