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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第31号(2011年07月)

アナログ時代の心も

そういえば、まだ先のことと思っていた『地デジ化』。
これに伴いアナログ放送も7月24日で終了になるのですね。会議室に設置してあるほとんど見ることのないテレビもさらに無用の長物になってしまうため、先日地デジチューナーを社員に頼んで接続してもらいました。


テレビと言えば、千里中央のビルの駐車場にこんな張り紙を見つけました。
『テレビの不法投棄禁止。カメラで撮影(監視)しています。ご了承ください。』
こんなところにテレビを捨てる人がいるんですね。

当社にもよく数えてみるとテレビが3台有ります。今回の地デジ化で視聴していない1台を廃棄業者に依頼しなくてはと考えています。
今回の地デジ化での最大の問題は、アナログテレビ3000万台の行方だそうです。
(もちろんいくらかの費用をかければ、チューナーを接続することで視聴は可能です)
ここ数年、テレビの買い替えが促進され、下取りされた中古テレビの海外輸出が激増しているらしいのですが、1台あたりの利益は100円程度とのこと。
ならば分解して、内部にある金属を抜き取り販売したほうがまし。
どうやらそれらが原因で不法投棄が増加しているようです。
これまでは人目に付かない山林に廃棄されていたものが、最近では場所を選ばなくなってきているそうです。

昔は、高額で形も家具調のどっしりとしたタイプのものが多く、チャンネルもいわゆる【回す】タイプだったテレビ。観ないときはブラウン管に埃が付かないようにゴブラン織り調の布を掛け… 当時は一家に一台、家族みんなでその大切なテレビを囲んで観たものです。(当時っていうのは、ちなみに40年ぐらい前のことです) (*^_^*)

『プロレス中継』は家族で熱くなり馬場や猪木を応援しました。
『キーハンター』や『プレイガール』が始まると「早く寝なさい」と言われたものです。
『11PM』は、小学生の頃は年に数回やってくる奇跡的なチャンスを一人ドキドキしながらチャンネルに手を掛けながら観たことを思い出しました。
私たちを楽しませてくれたテレビ。ふと考えてみれば・・・
チャンネル争いでの兄弟喧嘩の思い出をたくさん残してもくれたり、
まるでサザエさん一家のような「コタツを囲んだテレビ鑑賞と家族団欒のひととき」を提供してくれる素敵な宝箱のようでもありました。


また学校でも、前の晩の番組の話題で盛り上がっていた仲間たちとの会話も思い出しながら、懐かしさと共に、テレビにどれだけお世話になっていたのかが、当時の新鮮な好奇心そのもののように、あふれ出てくるような気持ちでいっぱいになります。

今、情報が溢れかえる時代。流行のサイクルもとても速く、覚えたころには過ぎ去って行きます。キーワードを検索すれば、無限大に関連する情報が表示されます。本当に便利な時代になりました。しかし、情報で満たされて行く一方で、心が焦燥して行く時代でもあるように思います。私たちは何を事実として捉え、向き合っていけばよいのでしょうか。

アナログからデジタルへ。
人の心までもが変えられて行くような気がして、言い知れぬ寂しさも感じてしまいます。
だから、ほんの少しだけスピードダウンして、視野を広げて『ムダに見えるかもしれないけれど本当はムダではないかもしれない、ひとコマひとコマの名シーン』を噛みしめてみたいと思っています。


メールは便利だけれど、

ちょっとご無沙汰している人に

絵手紙でも描いてみようかなぁ。


by Hiroshi Nakamura