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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第97号(2017年04月)

スローガン

ニコンのデジカメが、この5年前と比較し販売台数が79%も落ち込んだという記事が掲載されていました。

もしもデジカメの事業しか柱が無ければ、とっくに事業継続は不可能なことです。
デジカメの衰退は、iphoneなどのカメラ付携帯に浸食されたのが要因とはいえ実に恐ろしい数値です。
フィルム式カメラからデジカメに代わり、コニカやミノルタは早々にこの事業から撤退し、複合機などの事業に集約して合併しました。

新しい画期的な商品を開発し更に大きく事業を伸ばしたかと思えば、他業界から参入してきた商品により既存の業界が一気に衰退してしまった例です。

私たちの事務機業界も、これまではアナログからデジタルに移行することで「複合機」が誕生し、更には「カラー化」へと新たな商品を市場に送り出せたことで飛躍して来れました。

しかし、新たな価値提供出来る商品が無くなると、お客様にとっては「コスト」に対してしか価値を感じていただけなくなります。
当時は「利便性」の高い画期的な商品であっても、今では当たり前の機能になると「価値」は失われてしまいます。

昔は24時間営業に「利便性」を感じたコンビニも、今では国内だけでも5万店以上です。
無くては不便とはいえ感動を生むほどのものは感じません。

一方でコンビニの「利便性」を脅かす存在となってきたのが「通販サイト」ではないでしょうか。
Amazon primeNowだと、深夜であっても2時間以内に配達をしてくれます。しかも基本的には配送料無料なのです。

ところが、この業界を側面から支えてきた物流業界のトップであるヤマト運輸が労働力の問題から配送料金や時間帯の見直しを行うこととなり、消費者に価格転嫁を打ち出したなら通販業界の伸び率は一気に鈍化する可能性さえあります。

私たちの取り巻く環境は、新たな商品や仕組みなどで大きく変化してきました。
しかしながら、どんな時代であっても変わることが無いのがお客様との接点活動を行う「人」の関わりです。
この対応ひとつで、お客様は二度と利用しなくなったり、その会社のファンになりリピート購入だけでなく新たなお客様をご紹介してくださったりするのです。

一見、デジタルからアナログに返るような話ですが、こんな時代だからこそ原点回帰だと考えます。

このスローガンを受けて、全社員一人一人が「具体的行動」プレッジを行い、
朝礼の場で当番の時に発表します。

顧客満足という言葉が使われるようになりしばらく経ちますが、一人でも多くのお客様に当社のファンになっていただくために努力を惜しまず行動で表していきたいと思います。

by Hiroshi Nakamura