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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第115号(2018年11月)

幸せの価値観

幸せの価値観と言うものは人によってそれぞれ違うことでしょう。
私は子供の頃、毎日が生きているだけで楽しかったような気がします。
虫取り、ザリガニ釣り、木登り、防空壕跡探検、毎日が波瀾万丈でワクワクドキドキでした。
家に帰ってきて晩ご飯が楽しみで、大好きなカレーライスだったら万歳して大騒ぎをして台所に立つ母のエプロンにまとわりつきました。
夜になると、家族5人が狭い部屋に集まってこたつを囲み、我が家の行事【お茶の時間】というのがありました。みんながその日あったちょっとした出来事を話すのです。時に1つのりんごでも、みんなで一緒に食べることが嬉しくて仕方ありませんでした。
今から思えば決して裕福とは言えませんが、これがきっとお金では買うことができない【価値ある幸せ】なのかもしれません。


創業時の写真店の前で、買って
貰ったよそ行きの服での記念写真


大好きだった2軒隣のお好み焼き屋かよこちゃんと

今は、孤独から逃れるために必死に仕事をしている自分が時々怖くなる時があります。
子供の頃、思い描いた大人って今の自分の姿だったのかと考えます。
最近、忙しさに追われ毎日何らかの決断を下す一方で、目の前の今日という日をワクワクしながら一生懸命に過ごした子供の頃の自分を思い出します。

仕事は辛いものなのでしょうか?
人間関係は煩わしいものなのでしょうか?
無邪気な子供の頃の自分は今の自分をどう思うでしょうか?


近くの池でおたまじゃくしGETに大満足(母と)


3軒隣の紳士服仕立て屋のぶーちゃんこと私の子分タケシちゃんと

幼い頃、小さなことに感動し、褒められると有頂天になり、「ありがとう」という言葉を毎日のように使っていたのは間違いなく今の自分です。
いつの間にか物事を複雑に難しく考えることが大人の証だと思うようになったのかもしれません。

今一度原点に返り、日々を大切に、そしてポジティブにワクワクと感動できる自分でありたいと思います。
その思いは必ずや社員にも伝わり、【日々の小さな目標の達成】を大切な仕事ととし、その目標をクリアすることを楽しみながら取り組んでくれると信じています。

今月、35年10カ月で定年を迎える管理部長がいます。
私と年齢も近く共に歩んできた仲間だけに、何とも言えない感慨と寂しさを覚えます。
この会社を本当に長年いろいろな角度から見てきてくれました。
毎日の積み重ねが35年10カ月というとてつもない歴史となったのです。
無事にこの会社で勤め上げてくれたことに敬意を表します。
おそらくは、あと数日後に迎える定年の挨拶では達成感に満ちた笑顔で、お金では買うことのできない彼の【幸せの価値観】を、思いを込めて若い社員に向け語り掛けてくれることと思います。

by Hiroshi Nakamura