創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。
第129号(2020年01月)
イノベーションはチャンスか脅威か
数年前にVHSビデオデッキが姿を消し、昔撮り貯めていたビデオテープをDVDにダビング依頼をしたことを思い出します。
また、今や車のナビも、スマホアプリに取って代わられ売り上げを大きく落としています。
日立は子会社であるクラリオンをフランス企業へ売却。
アルパインは親会社のアルプス電気に経営統合。
パイオニアは香港のファンドが増資を引き受けその傘下に。近いうちにどこかへ身売りされることが予想されます。
あれだけ普及したデジカメも、やはりスマホの出現により見かけることが少なくなりました。
自動車産業では、この10年のうちに、ヨーロッパでのガソリン車の販売禁止が検討されています。一方でGoogleやAppleなどが参入し、モーター車に革新的な機能を搭載した熾烈な技術競争が繰り広げられていくことでしょう。
Googleのドライバー不要完全自動運転車
イノベーションの発展により、私たちの生活の変化は目覚ましいものがあります。
しかし、企業にとっては、チャンスであるとともに大きな脅威でもあります。
衰退していく事業というのは、ある程度想像することは容易ですが、それに代わる商材や事業を推測し、いち早く取り組むことが実に難しいのです。
NADIXでは本年創業60周年を迎えることとなりました。
今年60周年を迎える企業が全国に15,922社(帝国データバンク調べ)あり、
創業60年以上の企業数は45,924社。これは国内企業数の1%にすぎません。
(国内企業数421万社【中小企業庁調べ】)
いかに事業を継続することが困難なことかを表しています。
当社は、フィルムの現像を行う写真店として創業し、大判図面の複写業(青焼き)へ。
その後、事務機販売へと業態を変えてまいりました。
ここ数年、お客様の求めるものを新たな事業として取り入れてきた結果、現在ではグループ会社が13社までに拡大を続けております。
イノベーションによる私たちの取り巻く環境が変わっていく中、柔軟な発想で市場に目を向け、創業時からの精神である、『常にお客様に寄り添う姿勢』を最重点におき、お客様のお役に立つ情報提供が出来る企業となるよう、これからも新たなチャレンジを続けてまいります。
by Hiroshi Nakamura