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ご挨拶
お客様に選ばれる企業へ
NADIXは時代の変化に対応し、常に最適なサービスを提供いたします。
代表取締役社長 中村 浩
私たちNADIXグループは、地域に根ざした事業活動をもとにお客様のニーズに多様にお応えし、お客様から選ばれ、愛される企業になることを理念とし、取り組んでまいりました。
創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 中村 浩
徒然 NOTE BOOK

みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第55号(2013年07月)

宝くじのお話

時々海外のニュースで、おばあちゃんがとんでもない高額当選の賞金を手にする映像を観ることがありますよね。
「うらやまし・・・」出るのはため息ばかりなり。


そういえば15年ぐらい前の話になりますが、近所の薬局で買い物をした時に「今ね、2000円以上買ってくれたら宝くじを差し上げてますねん」と、あまり商売っ気のない店主から【近畿宝くじ】をお釣りに添えて貰いました。
全然忘れて財布の中に入れっぱなしでしたが、レシートやなんやで財布の中身を整理した時に、その宝くじが出てきました。まぁ一応捨てる前に確認しておこう。
一等1000万円。


左から順番に数字を見ていくと百の位までぴったり。結果から言うと50番違いだったのですけどね。さすがにドキッとしました。
あの薬局。店の販促用に買ったのでしょうけれど、もし連番で買ってたなら、お客さんか店主が1000万円ゲット。
私の宝くじの惜しかった話でした。 まぁ所詮こんなもんです。



ではでは果たして宝くじってどうなのかという話をしてみましょう。
高額当選の【ロト7】。これは1から37までの数字の中から7つの数字を選び一致した数によって賞金が支払われるもの。7つ全部が一致したら理論上の賞金は4億円。
当選者がいなかった場合は次回に持ち越され賞金も8億円に。
しかし夢から醒めさせるような話をしますが、一等の当選確率は1/10,295,472だそうです。ピンときません? それでは具体的に言いますと、毎日1枚買い続けて2万8206年かかるそうです。 この時点での総投資額は30億円。


ついでに言うと、日本宝くじ協会やみずほ銀行などの主催者側の取り分(経費を含む)は、約55%。
これはエグイ・・・どの公営ギャンブルよりもピンハネしすぎです。

でもね・・・
昔、当社に在職していたパートタイマーさんがやりました。
高額当選(確か3000万円)です。当たるや否や退職しましたけどね(笑)
確率はともかく、買わなきゃ当たらないことだけは間違いありません。
所得税をはじめ税金が一切かからないのは宝くじぐらいです。


サマージャンボ宝くじの発売がスタートしました。買ってみますか。
ただし、グループ購入時に高額当選し、代表で誰か一人が受け取りに行き、その後仲間と分配すると多額の贈与税の対象となりますから注意してくださいね。


by Hiroshi Nakamura


 

第54号(2013年06月)

新卒採用。価値観の出会い

内定が出だしている2014年度の新卒採用ですが、当社も少し遅れてではありますが採用活動を始めました。

数年前と比較すると景気上向きのせいか、内定獲得者の数が明らかに増加しています。
内定獲得者には、アンケートの書き込みにも違いが見られます。
当社説明会の悪かった点(改善点)の項目に、遠慮なく意見を書いて来てくれます。
例えば、予定時間を10分延びたのは当社の時間管理ができていない、という具合です。
《ごもっともです(笑)》


写真は数年前の説明会風景


私は常々、採用する側【企業】と、される側【学生】の立場は同じであるべきと考えています。
景気に左右されるのではなく、一人ひとりと可能な限り時間をかけて対話をしたいと思っています。
ですから私は、説明会・一次・二次・最終面接の全てに参加するようにしています。
一次で目立たなかったのに、明らかにきらりと光る変化の見られる学生がいるのです。
入社後、3年、5年後の姿に重ね合わせ想像すると、期待がどんどん膨らんで嬉しくなります。

そして、そんな当社の今年の説明会は、3年前、4年前に入社した若手社員が中心となり行ってくれています。
なんとも頼もしい姿です。


若手社員による説明会

残念ながら当社の知名度は、学生にとっては皆無に等しいことでしょう。
しかし彼らはそんな企業に対しても、平均6~70社分の履歴書を書くのです。

志望動機は、「募集していたから」と1行書いて済ませたいところを、ホームページから動機に書けるキーワードを探したりして。
知らない企業の説明会参加に履歴書提出を義務付け、志望動機を書かせても、とんでもない負担だし、そこ(志望動機)には何も見えてきません。



そこで今年は、説明会での提出物から【履歴書】を無くしました。
もっと当社を知ってもらい、本当にこの会社で頑張りたいという気持ちを持ってもらい、まずはとにかくチャレンジして欲しいからです。
我々の企業風土や向かって行こうとする方向性に共感してくれることを何よりも大切にしながら出会いたいのです。
入社して定年までの約40年。価値観が同じでないととても一緒に働くことは出来ません。




入社式

定年退職

三洋電機解体 パナソニック赤字 JAL会社更生法


40年と考えた時に、たとえ大企業であっても決して安泰とは言えません。
日々、何にやりがいを感じ、誰と絆を求め、仕事をするのかを考えた時には、大企業も中小企業も関係ありません。
仕事が楽しく感じられるかは、まず価値観が共有できるかで大きく変わります。
我社の求める価値観とは、
・お客様からの感謝の言葉にやりがいを感じる
・職場の仲間との絆を大切に思う
・元気で素直な心
どれもあたり前のことばかりかも知れませんが、新卒学生との面談を通じて原点に戻り再確認をしています。

毎年そんなことを考えながら、これから当社を支えてくれる学生に出会えることを楽しみにしています。



by Hiroshi Nakamura
 

第53号(2013年05月)

台湾の路地裏風景

ロシアとの北方領土問題。
韓国との竹島、そして慰安婦問題。
中国との尖閣諸島領有権問題。
なかなか隣国とは上手く行きませんね。
台湾とも尖閣諸島ではもめているようです。
ただ、東日本大震災の時には、いち早い救援部隊の派遣や、200億円を超える義援金を送っていただいたという報道があったことも記憶に新しいと思います。
お金の話をするのもなんですが、赤ちゃんから年金生活をしているお年寄りまでの
全国民で割ると、一人当たり900円もの【自主的な寄付金額】になります。
もう少し触れると、台湾の30代の平均所得が年収150万円とのことです。
ほんとうに貴重な義援金です。
これに応えるべく、WBC開催時に多くの日本人が台湾に感謝の気持ちを表し、
その映像を多くの台湾の方々が観られ、日本を好きだと言ってくれました。
http://www.youtube.com/watch?v =xgmOPR6lGes&feature=player _detailpage
(You Tube画像より)

なにか上手くは言えませんがとても感動しました。



そんな台湾へ、先日10年ぶりに行ってきました。
【千と千尋の神隠し】のモデル舞台になった九份へ行ってみたかったのです。


台北市内から車で1時間ほど走ると、そこにはなんともノスタルジックな街並みが広がり、昔子供の頃に感じた空気や風情に触れることができるのです。


帰国する日の朝、路地裏に行けば市民の暮らしぶりに触れることができるはずと、一人で2時間ほどホテルの周りを歩いてみました。
驚いたのは路地裏までの美しさ…本当に綺麗なのです。

バイクも整然と並べられ、小さな公園でしたがゴミひとつ落ちていないのです。
公園にはみんなが掃除している証拠にほうきもちゃんとありました。
自分たちの街は自分たちで守るんだという意識がそこには感じられました。


自分の国を愛する
自分の街を大切にする
そんな心の余裕、豊かな心は そこで暮らす人々に気付きを持たせるのかもしれませんね。


【マンション街】

【台北市内風景】

【お客様のために・・・】
ためにと言う言葉自体が上から目線だと、ある銀行の支店長がおっしゃられていました。
いつも【お客様の立場に立って考えられる心・・・】で考えるように、部下に話されているとのこと。

ボランティアであれ、仕事であれ、豊かな心で考えることで、そこにあるものの見え方がきっと変わってくるのではないでしょうか。



by Hiroshi Nakamura
 

第52号(2013年04月)

春は「全国交通安全運動」

桜満開のピークもあっという間でしたね。
いよいよ春本番です。
春と言えば「全国交通安全運動」の時期です。



去年の夏に免許の更新をしましたが、残念ながらゴールドを逃してしまいました。
違反内容は後部座席シートベルト未着用違反でした。
(一般道では後部座席は違反ではありません)
高速道路の料金所を出て一般道に合流する5メートル手前でです。


料金所を出たならそこは一般道なのか、それとも高速道路なのか・・・。
高速道路らしいです。
もう少しはっきりした違反なら申し訳ない気持ちにもなりますが、そんな判断のつきにくいところに張り込まなくてもってボヤいてしまいました。



そういえば数年前のことですが、深夜の北陸道を走行していた時、突然パトカーに停止するように言われました。
(スピードはそんなに出ていなかったはず・・・)
違反内容は【1分30秒にわたり追い越し車線を走った】とのこと。
(そんな違反あったのか?)

言い訳するつもりはありませんが、夜間の北陸道の走行車線(左側車線)は、大型トラックの数珠つなぎです。ついつい追い越し車線を走りたくなるものです。
これまたはっきりした違反でなく、ボヤきたくなる私に向かい警察官が言いました。
「ちなみにスピードも10キロオーバーでしたからスピード超過で切符切ってもいいですよ」

早々にサインをしてパトカーを後にしました。


お陰さまで免許を取得して35年。
一度も人身事故を起こしたことが無いのは幸せなことです。物損もぶつけられたことはありますがぶつけたことはありません。



そういえば、もう15年ほど経つでしょうか。
新車を購入してまだ1ヵ月ぐらいの時、私の走行車線が優先道路であるのに、右側から一旦停止をせずにノンストップで突っ込んでこられたことがありました。

相手は60歳ぐらいの男性です。事故はお互い様なので後の処理は保険会社に任せていました。
すると2~3日経過したある日、その男性が私の会社にやってきました。
《内容を要約すると、もう年だし運転も上手くないのだから車の運転はするなと奥さんから言われていた。事故したことを奥さんに言うと「あんたとは離婚や」と言われ、その日以来家に帰れず車で寝泊まりを続けている。なんとか家内との関係修復に力を貸して欲しい》そう言って【汚れの首輪】のよれよれのワイシャツを私に見せるのです。
(確かに汚い・・・)
「それで私にどうしろと?」

そのおじさんは、その言葉を待ってましたかのごとくポケットから紙を取り出してきました。
そこにはこんなことが書かれていました。

『奥さん、○○○さんはとっても良い人ですよ。事故の示談も気持ち良く対応していただきました。奥さん、事故と言うのはね、しようと思ってする人はいません。この事故がきっかけで御主人は自宅に帰られていないと聞きました。もしこれが原因で離婚なんてことになったなら私は悲しいです。どうか御主人を許してあげてください。』
「・・・これを奥さんに言うんですか?」ちょっと我慢できずに吹き出してしまいました。


どうしたと思います?
一生懸命奥さんに許していただくようお願いしました。
その甲斐あってか奥さんが「そこにいるなら帰ってくるように言ってください」と言ってくれました。
いろんなドラマがありますね。



そういえば先日、白バイの大群を見つけました。
珍しいので思わず写真撮りました。
皆さん安全運転しましょうね。

by Hiroshi Nakamura
 

第51号(2013年03月)

「母のこと」 

昭和35年、父と母は二人で事業を興しました。
資金・仕入先・お客様・信頼・・・何もない中での創業でした。
本当に苦労の連続のようでした。









そんな私の母は、今年88歳になります。
最近何故だか、少しでも一緒に時間を過ごしたい気持ちは膨らむ一方になりました。
それは、どんなに返しても母に対する親孝行の満足感なんてものが存在しないからなのでしょう。むしろ母に何かがあったならきっと後悔することだと思います。



年と共に歩く歩幅が小さくなり、杖を使い地面をするような歩き方になってきました。
末っ子ということもあり、同級生のお母さんより少し年のいった母が参観に来ることが恥ずかしかったことがありました。
何年前のことだったかは忘れましたが、宝塚にある清荒神へ行った時に、境内の急な階段を息を切らし登る母と初めて手を繋ぎました。
それ以来なんの抵抗も無く、外出時には手を添えるようになりました。

子供の頃は母に支えられるように手を添えられていた自分が
母を支えるために手を差し伸べるようになりました。


恥ずかしかったけれど母はこんな手をしていたんだ・・・。
母もうれしそうな顔をしてくれます。


私は母の手が好きです。
それは何故だかホッとするからです。
仕事に追われる毎日のなか、子供の頃に感じた「安心感」に包まれるからなのでしょう。



先日、厄神さんへ行ってきました。
行きは良いのですが帰りが大変です。
敷地横の坂道を駐車場まで一緒に登るのですが本当に少しずつです。
手を引きながら10メートル歩いては休み、そしてまた歩いては休み・・・。


「おんぶするからつかまって」と言ったのですが
「大丈夫、大丈夫」と恥ずかしそうに笑って断られてしまいました。


日々仕事に追われていると、なかなか美点凝視ができずに、出来ていない所にばかり目がいきがちです。
私が不機嫌な顔をしていると、社員はすぐに察して萎縮してしまいます。
そんな自分に疲れてしまったり・・・元来性格的にそんな自分は好きではありません。
100点を求めるのではなく、70点なら良しと思えたなら自分も楽だし社員ももっと生き生きと仕事に取り組めるはずです。

そんなことに気付かされる出来事がありました。

母は、毎日会社から送られてくる《業績速報》を見ることを楽しみの一つとしています。
年の瀬の迫ってきたある日のこと。
母が私に言いました。「すごいねぇ。皆さんがんばってるね。 こんな厳しい時期にあと少しで達成できそうやね。ほんとに皆さんに感謝せんといかんね」

(【社員の皆さんのお陰】・・・本当にそうである。)
業績達成は使命であると考え、数値にばかり気を取られていた自分が、母のこんな言葉に気付かされるのです。

母には常に感謝の気持ちがベースにあります。
「ありがとう」「感謝」という言葉を、いつも口にします。

最近は「長生きしたら良いことがいっぱいあるねぇ」と言ってくれます。
いつまでも長生きして、優しく自分のいたらないところを気付かせて欲しいです。
by Hiroshi Nakamura
 
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