創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。
第94号(2016年12月)
クリスマス前の贈りもの
もうすぐクリスマス。
いつも女子社員が社内の飾りつけをしてくれます。
多忙な中でも、この飾りつけを見ると本当に心が和みます。
今年もクリスマス前のあたたかな贈りものに
感謝しています。。。
by Hiroshi Nakamura
第93号(2016年12月)
想い、変わらず。
今年もわずかとなり、机や書庫の片づけをしました。
懐かしいものが出てくると、つい手が止まり捨てることを躊躇し一向に進みません。
さて、今から15年前のことです。
第一生命が100周年を迎えるにあたり「社長の想い」という冊子を発行することとなり私にも投稿の依頼をいただき一言添えた本が出てきました。
当時42歳だった私は、精一杯全力で走っていました。そんな事を思い出し改めて今日という一日を大切にしたいと思います。
by Hiroshi Nakamura
第92号(2016年11月)
目先ではなく未来を
いわゆる“年金カット法案”が採決されました。
この法案は、物価と賃金で下落幅がより大きいほうに合わせて年金も減額するというもので、いずれにせよ下がるということです。
消費税増税が見送られ様々なところにひずみが生じてくることだと思います。
近い将来、一人の現役世代が一人の年金受給者を支える時がやってきます。
北欧が相対的に福祉が安定している理由は消費税の高さにあります。
デンマーク・ノルウェー・スウェーデンは消費税率25%。
にも拘らずデンマークの首都コペンハーゲンは住みやすい都市世界一に選ばれました。
貧困率の低さ世界1位。
報道の自由度世界3位。
子供の幸福度6位。
汚職の少なさ1位。
ある調査によると82%の人が「人生がうまくいっている」と回答し、「人生が辛い」と答えたのはわずかに1%だったそうです。
所得税は42~56パーセントにもなり、直接税と間接税を足すと、58~72パーセントの負担となるそうです。
その代わり安定した福祉を手に入れることができるのです。
何よりも目を引いたのは、96パーセントの人が「必要が生じた時に頼れる人がいる」と回答したことです。
自分にとって痛みの伴うことは受け入れ難いというのは普通のことかもしれません。
しかし、現実を見てこの国の将来のために何を受け入れるかを真剣に考える時なのかもしれませんね。
とにかく反対だけの政党に未来を託す気持ちにだけはなれないなぁ・・・
by Hiroshi Nakamura
第91号(2016年10月)
誓い
東京から帰る機内から見える富士山が雲海から顔を出し、あまりにも雄大な姿だったのでカメラに収めました。
日本一のこの山を見ていたら、32歳で社長になった時の事。
売上高や従業員数とかではなく、自分の会社を何かで日本で一番の会社にするぞと誓ったことを思い出します。
【いい会社にしたい】ただ漠然とそんなことを思っていました。
あれから20数年の時が経ち、お客様はもとより、当社に関わる皆様、そして社員のお陰でCS全国No.1になりました。
今はまた、M&Aを実施した会社を再生飛躍させるべく取り組んでいる自分がいます。
今は多くの人に支えられながら、若かりし頃に、何事にも熱い情熱をもって取り組んでいたことを重ね合わせ、必ず成果を出してみせると富士の山を見下ろし機内から誓いました。
by Hiroshi Nakamura
第90号(2016年09月)
組織に欠かせないモチベーションリーダー
一部のサラリーマンを除けば、人生で引っ越しというものは数回しか経験しないのが一般的です。
なので、引っ越し屋さんとの接点というのも数えるほどですし、相見積もりをとって、価格を中心にその他のサービスを比較してほとんど時間をかけずに業者を決定するのではないでしょうか。
実は今回M&Aを行った2社を一つの社屋に統合しました。
その時の出来事と感じたことをお話ししたいと思います。
土日の二日間で、梱包.配送.搬入設置.開梱までを行わなければ月曜日からの業務に支障が出てしまいます。
見積もりの絶対条件は土日で完了することでしたが、なんと大手の引っ越し業者は二日間では無理と断わってきたのです。
唯一、ある中小の引っ越し業者のみが、非常に高額な見積もりではありましたが、深夜になる事を条件に受けてくれ依頼することにしました。
時間は搬出の土曜日も、そして業務開始前日の日曜日も予定通り?の深夜に。
搬入はビルの階段3階(エレベーター無し)。
さすがに全員疲労が隠せません。
アルバイトだと思われる業者の若者達の会話が聞こえてきました。
「僕、もう一つのバイトの掛け持ちで30時間寝てないッス」
ピリピリしたムードが漂ってきます。
もう部屋の中は商品で足の踏み場も無い状態になる中、廃棄する物までが間違えて運び込まれていました。しかもとても重量のある物でした。
私は申し訳ないとお詫びして、この重い廃棄物をトラックに積んでくれるようお願いしたのです。
当然、マジかよ~!っていうオーラが。
その時でした。
引っ越し業者の一人の若者が私に向かって「全然いいですよ!遠慮なく言ってくださいね。僕らこれが仕事ですから」と笑顔で言うと同時に、今度は他のメンバーに向かって「どんな時もお客様の前で笑顔を忘れるなよ~!皆んなさぁ行くぞ~」
早朝から力仕事の連続で時間はすでに深夜の2時。
この環境の中で、彼の一言がチームを動かし出したのです。
「田中!笑顔か?」「はいっ!もちろん」
「吉田は大丈夫?」「全然大丈夫です!」
チームに明るさと勢いが出だしました。
よく考えると、彼は常に率先垂範して行動していました。
そして、一先ず搬入だけは終えた時、一応の引っ越し業者としての責任は果たしてくれたのですが、彼は私たちにこう言ってきたのです。
「明日は他の現場で動けないんですけど、来週なら僕の休みの日に商品の整理に個人的に来ますよ」
もちろん気持ちだけを受け取りお礼を言いました。
このチームには彼のようなモチベーションリーダーがいてメンバーが同じ方向に向いているのです。
人生に数回しか経験することの無い引っ越しですが、東京でまた引っ越しをお願いするならこの業者しか考えられない気持ちになりました。
誰にも平等にある【時間】を、どう考えどう過ごすかと見つめなおした時、彼のことを思い出してポジティブに前を向いて進んで行きたいと思いました。
by Hiroshi Nakamura