創業当初は、写真の現像、カメラ販売からスタートし、現在は、事務機器販売・メンテナンス事業、オンデマンド印刷事業、OAサプライ事業と、お客様のオフィス環境にご提案できるサービスを幅広く事業展開しております。
これらはすべて、お客様との接点をひとつで終始するのではなく、より太い絆でお客様と結びつき、信頼のおけるグッドパートナーでありたいとの思いからです。
お客様のご期待に沿えるよう、社員一丸となって邁進してまいります。 今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
みなさん、こんにちは。
ここでは、私が普段過ごす中で感じたことなどを書かせていただきたいと思います。
私の中の「素」の気持ちを書き続けていくことで、新たな「何か」が循環できたら・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。
第27号(2011年03月)
大切なこと
「心」は誰にも見えないけれど 「心づかい」は見える。 「思い」は見えないけれど 「思いやり」はだれにでも見える。 |
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電車の中で席を譲ろうとしたけれど行動に移せなかった男子高校生が、 階段を辛そうに上るおばあさんを見て、今度は勇気を出して 手を引いてあげることができたあのCM。【公共広告機構】 地震後、繰り返し放映され目にしない日は有りません。 自分にも経験のあるとても気になる、そして心温まる好きなCMのひとつです。 悲しい報道が繰り返される中、同業の社長からメールが来ました。 YouTubeのある投稿の紹介です。 私も送ってくれた彼同様に涙しました。 そして世界の人々に感謝の気持ちと、日本人であることの誇りを持ちました。 http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc |
by Hiroshi Nakamura
第26号(2011年03月)
心よりお見舞い申し上げます。
3月11日(金)の東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申 し上げますとともに、被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げます。 また、被災地で昼夜問わず被災者救援に尽力されている皆様に敬意を表します。 被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。 |
by Hiroshi Nakamura
第25号(2011年02月)
インターネットの力とビジネスブランド考
チュニジアから火のついた政府に対するデモが、エジプトをはじめとする中東諸国に飛び火しています。 今回のいわゆる「ジャスミン革命」が起こったきっかけは、インターネットを通じて国民が真意を知ったこと。 |
このインターネットの普及は、私たちの生活を大きく変えました。 ネットビジネスにおいて、興味ある商品の最安値やショップの評判も確認でき、見たことも話したこともない相手からでも、そんなに不安にならずに購入することができます。 一方、販売する側であるお店や企業においては、この世界では価格競争も激しく、実際に成功しているところはごくわずかと聞きます。 |
評判といえば・・・ 例えば、今人気の「美人時計」というサイト。 パネルを持った女性が時刻を告げてくれるという極めて単純なサービスですが、月間5億PVを突破したそうです。 ポイントはコンセプトがシンプルであるということ。 ヒントは意外なところに隠れています。 |
このように消費者から興味を持たれるためには、他がやっていないことを徹底的に取り組むことではないでしょうか。そして、他社がその仕組みを簡単に真似て追随できないこと。 ・オンリーワンの商品を提供する。 徹底的にこだわり続けていくことで、
・この会社から買いたい。 お客様にこのような気持ちになっていただけてこそ、 |
そんなことを考えながら何気なく見ていたテレビで、ジャパネットタカタの社長がいつもの甲高い声で商品紹介をしていました。 まさに興味をそそる販売スタイルです。 きっとどこでも買える商品と分かっているのに気がつけば電話をしていました。 |
楽して腹筋できるというその名は【腹筋くん】。 早く来ないかなぁ。 |
by Hiroshi Nakamura
第24号(2011年01月)
新しい春の風
穏やかな1年の幕開けを願っているわけですが、とにかく寒い。寒すぎます。
今から春が待ち遠しくてたまりません。
さて、この年末年始を挟んでとても気になるニュースが報道されていました。
皆さんもご存じの「タイガーマスク(伊達 直人)ランドセル寄付の輪」。
いろいろなテレビ番組でコメンテーターが意見を述べています。
「一過性のものでブームというものは去るもの」
「今年寄付があったのに来年無くなれば子供が傷つく」
よくもまぁこれだけひねくれた意見を考えつくもんだなぁと、正直聞いていて腹立たしくなります。
私は、素晴らしい善意の広がりだなぁと感じました。
一人でも多くの人々が温かい気持ちを持ったなら、日本もまだまだ捨てたもんじゃない。
マスコミもボランティア活動を継続的に取り上げてほしいと思います。
さて、ボランティアといえば面白い記事が載っていました。
海外旅行人口が減少傾向にあるそうです。1996年のピーク時から比較すると4割減だそうですからかなりの減少です。中でも20代の若者が海外へ行かなくなったそうです。
旅行業界の先行きも厳しさを増すような話ですが、そんな中、ある旅行企画が大人気で、8ヶ月間で1000人を超える参加者があったとのこと。
それは「海外ボランティア体験ツアー」なのです。
行先はバングラディシュ・ラオス・カンボジア・ベトナムなど。
世界の現状を体感し、学校建設を手伝ったり、孤児院の子供たちと交流したり。
今の若者たちの置かれている現状は我々の責任でもあるように感じます。
不況により就職活動も思うように行かず、閉塞感あふれる中であっても、自分にできることを求めて活動する姿には敬服します。
伊達直人や京塚昌子の出現。
海外ボランティアへの参加。
ちょっとした勇気が世の中を、そして自分自身を変えるきっかけになるのでしょう。
【池田駅前でのフリーマーケット参加】 |
募金活動のほか、フリーマーケットへの出店など全社員が参画して取り組んでくれています。社会貢献は大きな支援よりも「輪」の広がりが大切です。
そんな中、ボランティアに参加する側も何かを学ばせてもらっていることに気がつくことも多く、意味深い活動であることも実感しています。
急速に経済が発展してきている隣国に、いろいろな項目で日本は追い抜かれてしまいましたが、日本人の心の素晴らしさは絶対に負けることはあり得ません。
「心の素晴らしさ」という項目が数値化できたなら、日本人が世界一位となれるよう私もちょっとした勇気を出して何かに取り組んでみようと思います。
by Hiroshi Nakamura
第23号(2010年12月)
年の瀬の出来事
あっという間の一年。毎年経過する一年間が早くなっていくように感じるのは、やはり年のせいでしょうか(笑)
この時期はクリスマスソングが流れ、街行く人々のどことなくウキウキとした笑顔の多さに私自身も幸せな気分になります。
さて、年の瀬近いある日のこと・・・・
私には毎月のように利用している紳士服のお店があるのですが、そこで数ヶ月前に購入したベルトを使おうと、長さを調節しベルト穴にバックルの金具をはめようとしたそのときです。
いきなりベルトがほとんどちぎれた状態になったのです。
驚くと同時に笑ってしまいました。(なに? このベルト)
ちょうどそのお店の近くへ行くついでもあったので、直接持って行って交換してもらおうと出向くことにしました。
品物を見せると、対応してくれた若い男性店員は、申し訳なさそうに他の商品との交換を提案してくれました。機敏な対応に私の不安感は満足感に変わっていきました。
が・・・、私が他のベルトを選んでいると、そのすぐ後ろで「どうしたの?」と訊ねる女性店員と「それが・・・」と理由を説明している先ほどの男性店員の声が聞こえてきました。
「会員番号を確認して携帯からアクセスしてもらい購入履歴を確認するのよ」
「レシートは無いの?」 「無いそうです」
(なんか疑われているの?)
「これにします」と言って振り返った私に、その店員は女性店員に指示されたとおりのことを話し始めました。なんだか納得できない気持ちになりつつも言われるとおり自分の携帯を取り出して、そのお店のサイトから私の購入履歴のページにアクセスしました。
(結構毎月のように購入してるやん)自分の購入履歴を見て、そんなことを感じていた私に、その店員は「買われたのはいつごろか覚えてないのですか」と。
そんなやりとりのあと、ようやくベルトの購入履歴が出てきました。
それを確認するなり「あっ、わかりました」の一言。
「えっ、確認するだけのため?」(やっぱり疑われてたん?)
そこで聞いてみました。
「このベルトはこのお店のオリジナル商品?」「はい、そうです」
「だったら僕はここでしか買えないよね」「ええ」
「なのに本当に買ったのか購入履歴を確認するんだ。・・・なんのために?」
返答に困った店員は、こともあろうかイラッとした表情で「そうなんですけども・・・」
(自分に言われてもしるかよ)と態度むきだしに豹変しました。
誰が見てもひどい欠陥品を手にした私は、今のこの状態に許せない気持ちになりました。
指示をした女性店員を呼んで、このような不快な対応をした理由を問いただしました。
するとその店員の口から【マニュアル】という言葉が何度も出てきました。
「申し訳ございません。マニュアルがそうなっているものでして・・・」
この店の現場対応力の低さを感じた今、満足して買っていた自分が恥ずかしくなりました。
最後に駐車サービス券を求めたところ
「5000円以上で1時間、3万円以上なら3時間のサービスをいたします」と。
ほんとに最後の最後まで呆れてしまいました。
(これからどこで買おうかなぁ・・・)
お気に入りのお店を失い寂しさを感じつつも、きっともう一度は行ってみて試してみるだろう自分に、ため息まじりに笑ってしまいました。
ほんのちょっとした対応の差で、不安は安心感に、不満は満足に、そして感動に変わることもあります。
このお店が、今後現場対応力を上げていかれ、素敵なお店としてより一層繁栄されることを期待しております。
(ほんとうにここの商品が好きなもので)
・・・年の瀬前の、とりとめのない日常の一場面でしたが
購入する側のちょっとした感情の流れは、日々の私たちの大切な「姿勢」のありかたを再認識できるようなプラスの機会ともなりました。
それでは良いお年を・・・ そして
皆さんにとりまして素敵な2011年となりますことをお祈りしております。
by Hiroshi Nakamura